素敵な家には、「すてきな暮らし」がありました。
Owner’s profile
ご実家の建て替えで「二世帯住宅」を計画。ご両親とご夫婦、お子様の「3世代」でお住まいの家を新築されたK様ご家族。ご主人様が幼少期を過ごした地元で、思い描いた通りの暮らしが実現でき、世代の異なる家族の絆がさらに深まっているそう。
ジューテックホームは、どこで知りましたか?
注文住宅の情報誌で見て知ったのがきっかけです。
家づくりの情報収集を進めている中で、自分たちの「こだわりたい点」が見えてきました。
・高気密・高断熱で家中暖かく涼しい家
・間取りや設備を自由に決められる
・自分たちにしっくりくるデザイン
・十分な耐震性能を持つ
・二世帯の広い家を建てられるコストパフォーマンス
これらを高レベルで満たしてくれるハウスメーカーを探していたところ、雑誌でジューテックホームを見つけました。
ジューテックホームに依頼した決め手は何でしたか?
まず、真冬の1月にモデルハウスを初訪問した際、快適さやデザイン性に惹かれました。その後、ヒアリングに基づいて建築家の坂下さんにプランをご提案いただいたのですが、大変独創的で住んだときの楽しさが想像できる「目からうろこのプラン」でした。
積み上げ式の詳細な見積書は、素人にもわかりやすい差額提示で安心感がありました。
営業さんだけでなく、契約前に建築家の坂下さんが前面に出てプランニングしてくれた点、仕様変更を差額精算だけで自由にできるというお財布を考えた上で、本当の意味での自由度が高い点、そして何より、「打ち合わせがすごく楽しい!」という点が決め手となり、ジューテックホームに依頼しようと決めました。
ジューテックホームで良かったところ
ジューテックホームでは資材商社が母体にあるので我々の好みの設備も選べますし、外装もメンテナンス間隔の長いものに変えられますので、差額だけで「ほしい性能」にすることができる自由度があります。
じつは仕事で別業界の設計/積算部門に携わっているので、コストバランスと住宅性能にはかなりこだわりました。
壁・天井・床・窓それぞれの部位熱還流率を計算し、Ua値を同一モデルハウスに対して計算して比較したり、外装のメンテナンス周期を比較したり、建てられた方のブログなどの実績C値(気密性能)の情報と公称値を比較したりと、性能面での定量・定性評価を行いました。
結果、耐震等級3と設計自由度を確保しつつも、十分な断熱性能を確保できる(某工務店の在来工法の高機能住宅と同程度を確保できる)という評価になり、性能面でも満足できそうだ、と確認することができました。
この、本当の意味での自由度の高さが、当初のこだわりたい点をすべてクリアする、満足できる家づくりにつながったと思います。
住み心地はいかがですか?
真冬の入居だったので、まず感動したのは「暖かい」こと。それまで住んでいたマンションとは断然違いました。1F・2Fの両方に入れた全面の蓄熱式温水床暖房で、家じゅうどこでも足元が暖かい、というのは≪本当に心地良い≫です。
断熱性がとても高いので、床暖房が入っていないスキップフロア(1.5F)でも暖房なしで過ごすことができます。
暑い真夏も少数のエアコンで家中快適な温度に保つことができますし、エアコンの設定温度を28℃以上にしても涼しいことに、とてもびっくりしています。
2Fは蓄熱式温水床暖房の「蓄熱モルタル」のおかげで、子どもの足音が1Fの親世帯に響きにくくなっているのもGOODポイント。
間取りと設備は使い勝手もよく、「ナチュラル」でおしゃれな内装と広いリビング、それらとひと繋がりになっているバルコニーや庭で、のびのびと過ごせるのがとても快適です。
お住まいで気に入っているところは?
・高さも広さもある2Fリビング。子どもが走り回ったり遊んだりできる、家族団らんの、開放感あるスペースです。東側の高い壁面にあるFIX窓からは朝日が差し込み、日中は空と雲を眺めたり、夜には部屋を暗くして満月を鑑賞したりと、リビングで過ごす時間をとても豊かにしてくれています。
・ナチュラルデザインの2Fダイニングキッチン。キッチンを中心に統一感があり、窓も多くひらけた空間はとても快適です。
・お互いの世帯の気配を感じる玄関の吹き抜け。いってらっしゃい、ご飯だよ、の声かけもここから。家族の絆が強くなるようで嬉しいです。
・1F(親世帯)と2F(子世帯)の間に設けた子ども部屋。土地の段差を活用したスキップフロア構成の、二世帯同居ならではの間取りです。子どもが泣いたらみんなが気付いて駆けつけられます。
・2.5階に設けた広い「書斎兼ゲストルーム兼シアタールーム兼音楽室兼収納部屋」。内装はここだけお父さんの趣味全開の楽しい空間です。
現在の家に住んだことで、暮らしにどんな変化がありましたか?
2人の子どもを両親祖父母の4名で育てる、という変化が一番大きいです。
朝御飯は1Fで6人で食べ、夕御飯は2Fで6人で食べ、と大勢で食卓を囲むのは、にぎやかでとても楽しいですね。
子どもが好きなときに、好きな人と遊べる。庭でパラソルとプールを出して遊んだり、砂遊びをしたり、家の中で走り回ったり、ボール遊びをしたり、おもちゃを広げて遊んだり……家族の中で長男の満足度が一番上がっているように思います。
料理、食事の片づけ、洗濯などの家事効率が上がったので、子どもたちと過ごせる時間も増えました。
子どもにとって、幼少時代を過ごす「家の影響」はとても大きいもの。描いたとおりの家族生活を送れるこの家を実現できたのは、とても幸せです。
これから家を建てる方に参考になるメッセージをお願いします
性能とデザインと自由度とコスト、重きを置く点はご家族それぞれだと思いますが、自分たちの感性に合い、かつ要望を高いバランスで実現できるハウスメーカーに出会うまで、自分たちの指標をもってとことん探すのは大事だと思います。
私たちは、モデルハウスや住宅設備メーカーの展示場をたくさんめぐり、家作り体験記ブログもたくさん読みました。そこで多くのヒントを得て、自分たちのこだわりポイントを認識し、そのこだわりをとことん、ジューテックホームの皆さんにお伝えしました。
具体的なモノの写真やカタログ、時には自分で描いたイメージ図を織り交ぜてお伝えしていくと、こだわりに応えてくださるだけでなく、豊富な経験から「それならこういうのはどうでしょう」と、どんどんアイデアも出していただけて、毎回打ち合わせが大変盛り上がりました。
アーキペラーゴのプロジェクトチームの皆さんとの打ち合わせを繰り返したことで、自分たちにとってのベストな家を実現することができ、家作りの体験そのものも最高の思い出になりました。
こだわりにとことん付き合って一緒に実現してくれる、どんな希望にも対応してくれるプロジェクトチームに出会えて、自分たちは良かったなと、心から思っています。
■設計担当者より
2世帯住宅ですが、実際にお住まいになるのはご主人のご両親、ご夫婦、お子様の3世代の住居です。打ち合わせ当初から、皆様とても仲が良いご家族でした。御希望により、キッチンはそれぞれ別ですが、玄関、浴室は共有です。ご両親、ご夫婦、お子様たちが皆、それぞれ気配を感じあいながら、ひとつ屋根の下で楽しく暮らす。そしてプライベートを確保するプランを考えました。
玄関を入ると吹き抜けで2階とつながる。皆、1階のリビングを通ってそれそれの場所へ。スキップフロアにして、1.5階に子供部屋を設定。
子供は気軽に1階、2階それぞれへ行きたいときに、行きたいところへ。
2.5階にはご主人の隠れ家が・・・3世代、楽しく過ごしてほしい、という願いをこめて。
ご契約後の設計打ち合わせ、楽しくやらせていただきました。
一級建築士事務所 エスアーキテクツ
坂下兼三