でおなじみのYKKAP様
今月の6月22日にイベントでもお世話になります。
そんなYKKAP様が主催しております
『APWフォーラム & プレゼンテーション2019』に
参加させて頂いてきました。
2012年から、全国各地で開催されていて、
工務店や設計事務所のプロユーザーにも好評のイベントなんです。
新商品などの紹介も・・・
意外と待ってた人も多い??
ついにラインナップに加わりました、
樹脂製トリプルガラスサッシの『APW430』の引違い窓の展示も。
他にはトークゲストとして
専門家の方による為になるトークをきかせて頂いたりと、
いろいろな切り口でお話をしてくれるので、
住宅っておもしろいな~と再認識させていただきました。
今回お二人のお話を聞かせていただいきましたが、
トークセッションもなかなか面白かったです。
そんな中で、お二人とも共通の話題でてきたキーワードが
『省エネ基準適合義務化』の『見送り』についてでした。
さて・・・
『省エネ基準適合義務化』とはなんぞや???
こちら恥ずかしながら・・・
私もちゃんと詳細にご説明できるほどわかっておりませんが・・・
実は地球規模のお話でして。
昨今、日本でも昔なら考えられなかった異常気象が増えてきており、
これは地球温暖化が原因である可能性が大いにあるということで、
世界中で協力して温暖化を抑えていこうと決めたわけです。
我々が生活しています、日本ももちろんその仲間でして、
『CO2排出量を〇〇%削減しよう!』と
色々な産業で努力をしています。
そんな中、建築産業も2020年までに一定の省エネ基準を満たした建物を
造ることを義務化するということで、ずぅーっと話が進んでいただのですが、
ここにきて、その義務化を延期する!ということになりましたというお話ですね。
戸建住宅などの300㎡未満の小規模建物に関しましては、
設計者が建築主へ
「お客様の家は省エネ基準に適合した家ですよ」
もしくは、
「お客様の家は省エネ基準に適合してない家ですよ」
ということを説明すればよいという事になっているみたいです。
異常気象なんて、だれも望んでいないはずなのに!
なんで、こういうはこびになったかといいますと・・・
1.建築主にとっては建築費用が高くなり負担になる
2.現状の省エネ基準に適合している住宅が6割程度と低い
3.省エネの住宅を設計・施工ができない業者が相当数いる
4・建物のデザインに制約されてしまう
5.戸建住宅は件数が多く、申請者・審査者ともに体制ができていない
などなどが理由みたいです。
たしかに・・・、
消費者からすれば、コストアップはうれしくないですよね・・・。
でも、それよりも問題なのは、
私たち建築会社のスキル不足なんではないかと思います。
今義務化してしまうと、対応できない会社が多数あり市場が混乱してしまうということなんですが、
まじめに、努力をして基準に適合をする家を造ってきた会社と
そうではない会社があるということなのです。
努力をする会社が増えてくれば、省エネに伴う商材や施工技術なども、
今よりもコストが下がってきて、
建築主の負担も減ってくるはずなんですが・・・。
たしかに建築費用としては建築主に負担はありますが、
実は、省エネ住宅は電気代やガス代など光熱費のランニングコスト、
また話は少し違いますが、建物のメンテナンスに掛かる費用などが抑えられることを考えると
けして、地球の為の慈善活動でもありません。
建物も『燃費』が大事!の時代にこれからは必ずなってきます。
そんなことを、これから家を建てたいと思っている方たちに
ちゃんと伝えられるようしていかないとなぁと思わせてくれる良い機会になりました。
最後に・・・
いつも参加すると頂ける
こちらの本・・・。
今回で3冊目となりました。
一般の方にも読みやすく・・・
わかりやすいので結構好きです。
気になる方は本屋(なければネット)で調べてみてくださ~い。
BY NOBITA
(無料設計相談中です!下記フリーコールにてお問い合わせくださいませ!)
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