【すまいのプチ知識】この数日で凍結による給湯器の破損・故障が急増しております!! えっ?? 修理は有償なの!!では、どうすれば予防できるの??

 

【”ご注意ください” 凍結による給湯器の破損・故障が急増中!! どうすればいいの??】

 

首都圏(東京・神奈川)にお住まいの方々でも急増中です!!

[大寒(だいかん)]

暦(二十四節気)の第24。1年のうちで最も寒くなる節気と言われる

1月20日を過ぎ、先日の大雪からこの数日の冷え込み…

実際の気象データでは、本日1月26日から2月4日の間が全国的に

最低気温を記録する時期なのだそうです!!

 

まさに、この様なデータの真っただ中!!

昨日の朝より…

比較的温暖で過ごしやすい地域である”横浜”や”都内”にお住まいの方々でさえ!!

『給湯器(ボイラー)の故障や破損が急増しております!!』

実は…

ガス給湯器大手メーカーの[リンナイ社][ノーリツ社]

昨日の朝から… 各社のユーザー様(お客様)からの

『お湯が出ない…』

『ボイラー(給湯器)からお水が漏れてる…』

etc…

お客様よりのお問い合わせ・サポート窓口であるお客様センター

電話が鳴りっぱなし!?(汗)

実は、毎年1年間を通して[この時期(季節)になると急増]している

[お住まいのトラブルのあるある]なんですね!!

原因はコチラ…

”凍結”

を燃やして水を暖めてお湯をつくる(供する)[給湯器]が凍結??

えっ??

しかも… 明け方や朝はまだ水やお湯を使ってないけど…(驚)

なんて思われますよね!?

メーカーや機種により相違はありますが、コチラがガス給湯器の中身!!

あの白い箱の中に巡らされた[水の通った金属の管]を直接燃焼バーナーで

熱するコトで[お湯]を作っているイメージですね!!

ちなみに、お客様の設定した湯温にするために、ガス量制御弁でガスの量を

そして水量制御弁で適量のお水をミキシングして調整しているんです!!

ちょっと余談ですが、この様な作業にかかる時間は[約1秒]!!(驚)

”瞬間湯沸かし器”と名打たれたスゴイ機械なんです!!

そして!!

今日のブログの本題へ続く!!

給湯器(ボイラー)の中の[金属の管]は、給湯器を使用していない時も

常に[お水]がいっぱいの状態なんです!!

その様なお水をいっぱい抱え込んだ状態で外にある給湯器…

この時期(大寒)では首都圏でも深夜は[氷点下]の寒さ…

あくまでも物理的なお話しですが、外気温がマイナス4℃に近づくと

金属管の中のお水も凍結し始める様です!!

実際にはお客様のお住まいの立地条件や給湯器が比較的設置され

やすいお住まいの[北面]に給湯器のあるお客様はさらに要注意ですね!!

ちなみに、コチラはお庭のホースの中のお水が凍ってしまった画像…

コレ同様に[ガス給湯器内の金属管の中の水]も凍ってしまうと…

1) 氷で詰まってお湯が出ない…

そして、もっと最悪になると…(泣)

2)給湯器の破損・故障

特に金属管と他管材の継手接続部などが氷の膨張体積や無理な水圧が

掛かる事により破損・故障してしまうケースが多いんです!!

なんとなく…人間でいう所の[血管の中に血栓]が出来てしまう症状に

似ていますね(怖)

ほんの小さな塊が何かしら管に障害や破裂を誘発してしまうんですね!!

 

【すまいのプチ知識】

 

Q: 製造メーカーさんに修理を…

A:  この時期に… お客様を悩ませてしまう[給湯器の凍結]による故障の修理。

現在、大手2社のサービスセンター(修理)は、修理予定でパンパン状態!!(焦)

さらに、余計に悩ませてしまうのが…

実は大半のケースが、各製造メーカー様の修理において[有償]での対応

となるんですね!!

『えっ~ そんな!!  そんなの壊れない様に作ればいいじゃない!!(怒)』

『……』

確かに… 現代の日本の給湯器は世界的に見ても超高機能商品!!

瞬間式のスピードから耐久性、給湯量などの機能に関わらず

世界的に見ても超廉価なんです!!

実は…

その様な[メイド イン ジャパン]のガス給湯器!!

あくまでも出来る限りですが…

[凍結して壊れない為の防止用の仕組みが付いているんです]

『えっ?? そうなの??』

『凍結予防ヒーターと自動ポンプ運転機能があるんです』

 

【すまいのプチ知識 その②】

 

Q : では…どうして、いまだに[破損・故障]が発生するの??

A:   あまり首都圏ではありえないと思いますが… 外気温がマイナス15℃

に達する日やそれ以上の外気温の日でも風の強い日は凍結予防が

出来ないコトがあります。(ガス給湯器メーカーの取扱説明書より)

とのコトで…

まぁ絶対ではないと言うこコトと元来上記の[凍結予防ヒーターと自動ポンプ

運転機能]は給湯器本体が[外気温]を感知して、とある気温になった際に

起動する仕組み上、風の強い日やなんらかの理由で感知が出来ないコト

もあるのでしょうね!!

 

そして!!

今日のブログの本題はココ!!

[必ずお客様に行って頂きたいコト]

(資料出展 : リンナイ 取扱説明書)

今日から実行願います!!

1) 電源プラグは絶対に抜かないでください!!

凍結予防ヒーターや自動ポンプは、電気で動きますので…(汗)

2) 浴槽のお水(残り湯)を捨てないで、そのまま残しておいてください!!

そうなんですね!!

こんなイメージでいてください!!

家の外に置かれた給湯器内の気温センサーが凍結の恐れのある気温を感知すると

凍結を予防するために[自動ポンプ]が起動して…

浴槽内の残り湯を給湯器内に送り込み、自動で水を循環させる仕組なんです!!

コレ!!

北国や気温の低いエリアにお住まいの方々が、凍結による水道管の破損(破裂)

から守る方法と同じですね!!

ちょっともったいない気もしますが、凍結や破損よりは…!?

あの!!  秘技!! 夜通しのお水チョロチョロだし作戦!!

首都圏にお住まいの方々も、TVなどでご覧になったことありませんか??

北関東以北などの寒冷地にお住まいに方々が、キッチンや洗面、お風呂などの

水道をほんの少量ですがお水を出しっぱなしにしている映像を!!

そうなんです!!

基本的にお水は動いていれば凍らないんですね!!

その”秘技” 夜通しチョロチョ…もういいですね(汗)

給湯器もお風呂の残り湯を、自動で循環させる仕組みで凍結を防止して

いるんです!!

ところが…!?(怖)

あれ??

えっ??  ガ~ン!!(古)

(勝手にお借りしました(笑))

お風呂の残り湯を循環させているの??

そうなんですね!!

[浴槽の中に、循環させるお水(残り湯)がないと…]

循環させるモーターだけが、空回りしている状態なんです!!(怖)

 

[大事なトコロ]

ココ忘れずに!!

浴槽の中にこんな金物(循環アダプター)があると思います!!

実はこの金物から浴槽にお湯を給湯したり循環させるために吸湯したり

しているんです!!

だから!!

このアダプターから、約5cm以上は残り湯を残しておいてください!!

(資料: リンナイ取扱説明書)

 

まだまだ後1週間から2週間ほどは、この様な寒い気候が続く例年の冬…

どうぞ、大切な[お住まい]を守るために出来る自衛は忘れずに!!

 

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